蝉フィクション

宝くじ1億円当てた男、砂吹(偽名)。彼に誘われた見ず知らずの4人の共同生活 in London. リアルタイム小説&ガイドブックの折衷案。

第44話「ティセットたった£1.25!! ソイミルクコーヒーとチョコがけマドレーヌ」

 

フタヌーンティに憧れてやってきた
イギリス。しかし一度行けば
満足。だっ
てとてもお高いから。毎日のコー
ヒー代
だってチリツモ。そこで見つけた代替案。

 

 

f:id:olm-h:20170705074604j:plain

作家志望、24歳、イギリス11ヶ月目 

 

 f:id:olm-h:20180505041205j:plain

 

 

頭を使ってるから糖分を取ってもいいのだ。

 

国連会議の同時通訳者は、ものすごい集中力で頭脳を回転させるために

 

チョコレートを片手に仕事をする。

 

そういう感じで私はいま、チョコマフィンを食べている。

 

 

 

 

何でも高いロンドン。

 

コーヒーだって外で飲んでいればキリがありません。

 

毎回アフタヌーンティなんて、とてもしていられない。 

 

 

 

 

そこで最近辿り着いた答えは、

 

PRET A MANGER の 99p ソイミルクコーヒーと

 

このチョコがけマドレーヌ7個入り£2。

 

これで、幸せな気分になれる。

 

 

 

 

日本では通常、豆乳変更などはオプションでお金がかかりますが

まさかの無料。

その辺は、さすが外国。

ちなにみ、注文の仕方は

 

フィルターコーヒー → ブラックコーヒー

ホワイトフィルター → ミルクコーヒー

ソーヤフィルター → ソイミルクコーヒー

 

が出てきます。

 

 

 

 

本当はカフェに持ち込んではいけないのだけど、

 

こっちではみんな普通に他で買ったお菓子とか食べてるので、なんだかやるようになってしまった。(本当は良くない)

 

ちなみにマドレーヌはWaitorose というスーパーで買えます。

 

1日1個の楽しみ。(それ以上は太る。イギリスは、世界一の肥満大国に認定されたようです)

 

 

 

 

私は今日も、ショートフィルムの構成を考えています。

 

ふと気が付いたことは、テーマがあると、なんだか急に説教くさくなるということ。

 

アートであるべきだと考える海外のショートフィルムには、物語はありません。

 

一方で、起承転結を求める日本人。

 

 

 

 

私は今、どんなことに関心があるのだろう。

 

日本であまり問題にされない問題とは。

 

ベジタリアン、ビーガン、LGBT……

 

そういえばこの前、初めて日本人のゲイの方に出会った。

 

 

 

 

カフェでいつものように構想を練っていると、突然話しかけられた。

 

「すみません、彼氏いますか」

 

人懐っこそうな笑顔と、不躾なその言葉がアンバランスで

 

私は少しの間かたまった。

 

 

 

 

「あ、すみません突然。ぼく、彼氏探してて。

可愛い男の子の知り合い、いませんか

イギリス人の彼がいたら、その友達とか、紹介してくれませんか」

 

私はますます混乱したが、ここで怪訝な顔をしたら失礼な気がして、

飽くまで冷静を装った。

 

「ああ、どうでしょう。どんな人がタイプなんですか」

 

「そうですね、顔は少年みたいな可愛い感じで、ちょっと筋肉質な人がタイプです」

 

 

 

 

私は、ちょっと思い当たらないと言った。

 

実際に思い当たらなかった。

 

彼は、もしいたら、教えてくれたら嬉しいですと言って

 

インスタグラムのアカウントのようなメモを置いていった。

 

 

 

 

物腰が柔らかい。

けれど、それだけで

たとえこの先友達になったとしても

彼が同性愛者だとは、言われるまで気が付かなかっただろう。

 

 

 

 

あんな風にみんなに話しかけているのだろうか。

 

彼に、訊いてみたい。いろいろなことを。

 

ただ、失礼だろうか、という思いもある。

 

自分だったら、いやだろうな。

 

 

 

 

別に取材をするわけではない。

ただ、もう少し仲良くなりたいだけだ。

 

そういうことにして、私はメッセージを送り

彼とお茶の約束をこぎつけた。

 

 

 

 

 

 

【お知らせ】

当ブログ「蝉フィクション」は、ランキングに参加し始めました。

下の、赤い電話ボックスボタンを押して頂けると、喜びます。

どうか宜しくお願い致します。

 

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログへ